クラプトンの映画を観てきました。

余裕ができたら行こうと思ってて
たまたま調べたら「今日までやん！」となり
急遽観てきました。笑

前情報を見ずに行ったので
いつものライブを撮った映画みたいな感じかと思いきや
全然違うかったけど、すごく良かった。

コロナで中止になったライブを無観客生配信する予定が、それもやめて、バンドメンバー4人、撮影クルースタッフ達とと住み込んで
邸宅の広間で
部屋で楽器をポロんとつまびく延長線上にあるようなライブ。をする模様と、そのドキュメンタリー。みたいな感じ。

クラプトンは終始ほぼ指弾きで、つま弾く感じでギターを弾いて歌うんやけど
そのリラックス感が心地良い。
コロナで疲れているのか歳や持病もあってか
往年のキレはあんまりないし、休憩もめっちゃ挟むけど、アコギの音とかワンフレーズ弾くだけでもうめちゃ良い音やし、歌もさらっと歌うだけでぐっとくる。シンプルな音の選び方が良い。

バンドの演奏がそれに寄り添うような演奏で
普通のライブじゃ中々感じられないような繊細なニュアンスで表現しててすごい。
途中スティーブガッドが「ブラシでも音が大きすぎるな」とか言って紙を叩いたり
ブラシの逆の先で叩いたり
スネアも途中までけっこうずっと手(てゆうかほぼ指？)で叩いてたり、多分めちゃめちゃ小さい音で叩いてるんだろうけど、すごく良い音。

そんな演奏を映画館の大きな音で聴いて心地良いと言う。
それらの音を乗せて良い音に仕上げてる音響の人達がまた超一流なのだなと思いました。

派手さは全然ないのだけど、
音が豊かで贅沢な時間でした。

観に行って良かった！